高い空へと手を伸ばす
遠い遠い
あの空に見える
あなたのその手に届くように
地に縛られるこの体を
もっと軽くするために
すべてを捨てて求めても
あなたの手には届かない
空を飛ぶ鳥のように
翼をこの背に求めても
あなたの手には届かない
その手が私のすべてだと
私の心が叫ぶから
高い空へと手を伸ばす
遠い遠い
あの空にある
あなたのこころに触れたくて
その想いは
ただ純粋な甘いもの
でも
針のように先の尖ってしまった想いが
あなたに刺さってしまう
鉛のように重くなってしまった想いが
あなたを縛ってしまう
炎のように熱くなってしまった想いが
あなたを焦がしてしまう
心を占めるこの想いは
いったいどうすればいいのでしょう
先を丸めてしまっては
重さを除いてしまっては
熱さを冷ましてしまっては
それは
わたしの想いなのでしょうか
わたしはいつも祈ります
いつかわたしのもとにも
針も鉛も炎も
すべてを物ともせず
ただひたすらに
わたしに手を伸ばしてくれるあなたを
存在しないものだと知っても
わたしはあなたを
願わずにはいられないのです
やわらかくあたたかい
春の陽射しが
いつの間にか
目の奥に作られていた
たくさんの氷を
ゆっくり
ゆっくりと
溶かしていく
この涙は
いつの涙?
この想いは
誰への想い?
とりとめのない感情も
せき止められていた密かな想いも
すべてを
溶かし
洗い流して
今日もまた
春の陽射しが
わたしのこころを
心地よく
暖めていく
今まさに咲く
花のように
ゆっくり ゆっくり
あなたが笑うから
わたしはそっと
あなたに手を伸ばします
ずっと ずっと
咲いていてくれますように
もっと もっと
輝きますように
わたしはそっと
あなたに愛を注ぎます
いつまでも枯れない
あなたでいてくれますように
いつまでも優しく
あなたがいてくれますように
わたしはそっと
あなたのところへ
まっくらなこわいやみのなか
わたしのてをにぎってくれる
あたたかいての
あなたはだぁれ?
こわれてちってどこかにいった
わたしのこころをあつめてくれる
やさしいこころの
あなたはだぁれ?
かなしいうみにしずんでいると
わたしのなみだをとめてくれる
きれいなひとみの
あなたはだぁれ?
ずっとずっといつまでも
わたしはあなたをさがしているの
ずっとずっとどこまでも
あなたのそばにいたいから